Windows10 タスクスケジューラ
仕事が立て込んでくると、目先の仕事に追われて、本来やらなければならない仕事を忘れてしまうことがあります。そんな時に助けてくれるのがWindows10のタスクスケジューラです。
あらかじめ設定をしておけば、決まった時間に自動的にプログラムを実行してくれます。
活用方法
活用方法としては、以下のようなものが考えられます。
- 週末の夜、自動でハードディスクのバックアップをとる
- 毎朝、集計用のExcelワークシートを表示する
- 15時なったら、ネットバンクの画面を表示する
- 夕方、顧客リストの管理画面を表示する
- 毎月月初にホームページのアクセス状況をレポートにまとめる
私は次のような使い方をしています。
- 06:00、ホームページの検索順位を調べるシステムの起動
- 12:00、販売管理システムの起動(入金確認、請求書発行)
- 12:00、顧客管理システムの起動(顧客データのメンテナンス)
設定方法
「スタート」「Windows管理ツール」「タスクスケジューラ」の順に選択していきます。
タスクスケジューラが起動するとこのような画面になります。
「基本タスクの作成」をクリックします。
最初にタスクに名前を付けますが、ここでは「お小遣い帳の起動」としてみました。
タスクをどういったタイミングで起動するかをしていいます。
今回は毎日お昼に起動する設定にしますので、毎日を選択して「次へ」をクリック
次に時刻(12:00)を指定して「次へ」をクリック
指定した日時にどういった事をするかという指定ですが、「プログラムの開始」を選択して「次へ」をクリック。
「プログラム/スクリプト」の欄に、Excelのプログラムである EXCEL.EXE をフォルダ名と共に指定します。
Office2019の場合は、以下の名称になります。
"C:Program FilesMicrosoft OfficerootOffice16EXCEL.EXE"
「引数の追加」欄に、EXCELに読み込ませたいファイル名(ここではお小遣い帳)を指定して「次へ」をクリック。
指定した内容の確認画面です。
元の画面に戻るので、タスクの一覧に先ほど設定した内容が反映している事が確認出来ます。
毎日お昼になるとお小遣い帳が開くようになりました。